選挙カーのレンタル費用はいくら?実額と、公費で戻る金額のシミュレーション

「選挙カーを借りると、いくらかかるのか」

調べても、「10万円〜70万円」のような幅の広い数字ばかりが出てきます。幅がありすぎて、予算が組めません。

この記事では、えらぶカーの実額をそのまま出します。 そして公費でいくら戻り、いくら自己負担になるのかを、7日間の市議選を例に計算します。

目次

先に、実額を出します

内容 料金
選挙期間の車両(平時・単独選挙) 公費+198,000円〜(税別)
選挙期間の車両(2027年統一地方選挙) 450,000円〜(税別・公費は別途)
政治活動・月額プラン 70,000円 / 月〜(税別)
看板(デザイン40,000円+4面印刷80,000円) 120,000円(税別)
看板セット(買い切り) 327,800円(税込)
看板・音響フルセット(買い切り) 438,000円(税込)

198,000円と450,000円の違いは、時期です。 全国で候補者が集中する統一地方選挙は、車両の確保そのものが難しくなります。詳しくは2027年統一地方選挙|選挙カーの事前予約にまとめました。

198,000円は、平素から政治活動・月額プランをご利用いただいている方の条件です。車を先に押さえてある、という状態だからです。

何にお金がかかるのか

項目 中身 公費
車両レンタル料 告示日〜投票日前日の車両代 対象
燃料代 選挙期間中のガソリン代 対象
運転手の費用 運転手を雇う場合 対象
看板の製作費 デザイン+4面印刷 対象外
音響設備 スピーカー・アンプ・マイク 対象外
看板の組み立て・取り付け やぐらへの設置 対象外
ウグイス嬢の報酬 車上等運動員 対象外

公費の対象は、車両・燃料・運転手の3つだけです。 ここを取り違えると、予算が大きく狂います。

えらぶカーの選挙期間プランには、看板の組み立て・音響設備のセットアップが含まれています。 任意保険(対人無制限・対物5,000万円)も込みです。

公費でいくら戻るのか

公費負担には2つの契約方式があり、上限額がまったく違います。

方式 1日あたりの上限
ハイヤー方式(車両+運転手+燃料をまとめて契約) 64,500円
個別契約方式・自動車の借入れ 16,100円
個別契約方式・燃料の供給 7,700円
個別契約方式・運転手の雇用 12,500円

レンタカーを借りる形は「個別契約方式」です。 車両の上限は1日16,100円。ハイヤー方式の64,500円と混同しやすいので、注意してください。

※上限額は選挙の種類・自治体・年度によって改定されます。 上記は令和6年の衆議院小選挙区選挙の例です。必ず管轄の選挙管理委員会が公示する最新の単価表でご確認ください。

7日間の市議選で計算すると

市区議会議員選挙の選挙運動期間は7日間(告示日から投票日の前日まで)です。

平時の単独選挙(車両198,000円)の場合

項目 かかる費用 公費の上限(7日) 自己負担
車両レンタル 198,000円 16,100円×7=112,700円 85,300円
燃料 実費 7,700円×7=53,900円まで 超過分
運転手 実費 12,500円×7=87,500円まで 超過分
看板 120,000円 0円 120,000円

車両と看板だけで、自己負担は205,300円です。

統一地方選挙(車両450,000円)の場合

項目 かかる費用 公費の上限(7日) 自己負担
車両レンタル 450,000円 112,700円 337,300円
看板 120,000円 0円 120,000円

合計で457,300円。 ここに燃料・運転手・ウグイス嬢の報酬が乗ります。

「公費があるから実質ゼロ」にはなりません。 車両費のうち公費で戻るのは上限までで、看板と音響は全額が自己負担だからです。

公費がまったく受けられない場合があります

ここが、いちばん見落とされています。

供託物没収点に達しなかった候補者は、公費負担を受けられません。 車両も燃料も運転手も、かかった費用は全額が自己負担になります。

市議選の没収ラインは「有効投票総数 ÷ 議員定数 ÷ 10」です。有効投票40,000票・定数30なら約133票。計算のしかたは供託金は返ってくるのかにまとめました。

もうひとつ、無投票のときも扱いが変わります。無投票になった場合、車両の借上げ・運転手・燃料は「告示日1日分」だけが公費の対象になるのが一般的です。7日分を見込んでいた公費が1日分になるということです。

公費は、候補者が立て替えません

選挙管理委員会からレンタル業者へ直接支払われます。 候補者が一度全額を払って後から請求する、という形ではありません。

そのために選管が定める書式の契約書と請求書が必要です。業者が公費請求に対応した書類を出せるかどうかを、契約前に必ず確認してください。えらぶカーでは必要書類のご案内をしています。

申請の流れは選管への公費申請手続きガイドに、自己負担額の詳しい計算は選挙カーの公費負担、実際いくら戻る?にまとめています。

町村の選挙でも公費が使えます

令和2年の公職選挙法改正(同年12月施行)で、町村の選挙にも選挙公営が拡大しました。 選挙運動用自動車・ビラ・ポスター・通常葉書が対象に加わっています。

同じ改正で町村議会議員選挙に供託金15万円・町村長選挙に50万円が導入されましたが、車両に公費が入るぶん、差し引きでは軽くなっているケースが多いと考えています。

ただし条例によって上限額や対象範囲に差があります。 出馬する選挙の選管に直接ご確認ください。

借りるか、買うか

看板と音響は買い切りという選択肢もあります。ご自身の車に取り付ける形です。

プラン 価格(税込) 中身
看板セット 327,800円 看板4面(デザイン印刷済み)+フレーム+固定ベルト・取り付けパーツ
看板・音響フルセット 438,000円 上記+スピーカー・アンプ・マイク・配線一式
2回目以降・看板の印刷作り直し(4面) 90,000円 フレーム・音響・固定パーツはそのまま使えます

判断軸はひとつです。告示前も車を使うかどうか。

選挙期間だけなら、レンタルのほうが安く済みます。告示前から政治活動で車を走らせるなら、買い切りが早い段階で追いつきます。 詳しくは自家用車を選挙カーへをご覧ください。

よくある質問

Q. 投票日当日も借りるのですか?

投票日当日は選挙運動ができません。 選挙カーを走らせることもできません。ただし返却は翌日になりますので、「選挙期間」と「レンタル期間」は別物として整理してください。

Q. いつから借りればいいですか?

告示日の2日前までにお渡しします。 看板の取り付けと音響の確認に時間が要るためです。告示日の朝に初めて音を出すのは避けてください。 詳しくは選挙の何日前から借りればいい?をご覧ください。

Q. 看板だけ、音響だけの依頼もできますか?

できます。 自家用車をお持ちなら、看板と音響だけを用意する方法もあります。

Q. 軽バン以外もありますか?

ご相談ください。 選挙の規模とエリアによって、向いている車種が変わります。

Q. 遠方ですが借りられますか?

全国対応です。 取りに来ていただければ輸送費はかかりません。お届けの場合はガソリン代・高速代の実費に10,000円ほどです。詳しくは選挙カーは地方でも借りられる?をご覧ください。

Q. 業者はどう選べばいいですか?

公費請求の書類を出せるか、保険が適切か、看板と音響までやってくれるか。 この3つです。詳しくは選挙カーレンタル業者の選び方にまとめました。


お見積りは無料です

えらぶカーは、東京・大森を拠点に、選挙カー・街宣車のレンタルと販売を行っています。全国対応です。

山西が直接担当します。 所属や党派に関わらず、同じ条件でお受けしています。

この3つを教えていただければ、お見積りをお出しします。

  1. どの選挙か(市議選/町村議選/首長選 など)
  2. 告示日と投票日(未定でも構いません)
  3. 必要なもの(選挙カー1台/看板だけ/音響だけ など)

2027年春は統一地方選挙です。 台数に限りがありますので、事前予約のページもあわせてご覧ください。「まだ出馬を決めていない」という段階でも構いません。

担当:山西 重亘
TEL:080-5457-1641
受付時間:平日 10:00〜18:00

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