「選挙カーはいつから借りればいいの?」という質問は、初めて選挙に臨む候補者からよく聞かれます。レンタルのタイミングは早すぎても遅すぎても問題が生じる場合があります。本記事では、選挙カーのレンタル開始タイミングの目安と、準備のスケジュールについて解説します。
選挙カーはいつから走らせてもいい?
まず基本として、選挙運動用自動車として候補者名を連呼するなどの選挙運動は、告示日(公示日)以降に行うことができます。告示日より前に選挙運動目的での走行を行うことは、公職選挙法上の問題となる場合があります。
ただし、「選挙運動」ではなく「政治活動」として車両を使用できる場合がありますが、選挙運動と受け取られる内容にならないよう注意が必要です。詳細は選挙管理委員会にご確認ください。
告示日前に準備しておきたいこと
告示日の朝から選挙カーを走らせるためには、前日までに以下の準備を完了させておく必要があります。
看板の取り付けに時間がかかる
選挙カーに看板を取り付ける作業には、予想以上に時間がかかることがあります。特に初めて行う場合は、マジックテープや両面テープの貼り付け作業、サイズの微調整などに手間取ることも少なくありません。
音響機器のテストが必要
スピーカーやアンプの接続、マイクのテスト、音量の調整などは、本番前に十分に確認しておくことが重要です。当日に「音が出ない」「ハウリングが激しい」といったトラブルが起きると、活動に大きな影響が出ます。
ドライバーへの引き継ぎ・確認
車両をドライバーに引き渡し、操作方法・ルール・緊急連絡先などを伝える時間も必要です。
告示日当日に慌てないよう、車両確認・看板の取り付け・音響テストなどは余裕をもって済ませておくことをおすすめします。
選挙カーはいつから借りるのがおすすめ?
準備のために告示日前に車両を受け取るケースも多く見られます。告示日直前だと準備が慌ただしくなるため、余裕をもったスケジュールが安心です。
えらぶカーでは、告示日の2〜5日前のお受け取りをおすすめしています。この期間中に看板の取り付け・音響テスト・走行ルートの確認などを済ませることができます。
なぜ余裕をもって受け取った方がよいのか
告示日前日のみの受け取りでは、看板取り付けと音響テストを1日で完了させなければなりません。トラブルへの対応時間がなく、告示日当日に準備が間に合わないリスクがあります。2〜3日以上の余裕があると、問題が発生しても修正できます。
また、看板やスピーカーを屋根に載せる場合は、管轄の警察署へ「設備外積載許可(制限外積載許可)」を申請する必要があります。この許可が下りるまでに、土日祝を除いて概ね2〜5日程度かかるのが一般的とされています。告示日の直前に車両を受け取っても、許可が間に合わず告示日当日に走れなくなるリスクがあります。「2〜5日前受け取り」のスケジュールは、この警察申請の処理期間をクリアするためにも適切なタイミングです。
選挙カーの予約はいつまでにすべき?
選挙カーのレンタルは、選挙が近づくにつれて問い合わせが集中し、希望の時期に借りられなくなることがあります。特に地方統一選挙など多くの選挙が同時期に行われる時期は、需要が集中しやすいとされています。
できるだけ早めに問い合わせ・予約をすることが鉄則です。
えらぶカーへのお問い合わせは、選挙の1〜2ヶ月前を目安にいただくことをおすすめしています。現在2台限定のご提供となっているため、空き状況の早めの確認をお願いしております。
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返却のタイミングと注意点
選挙カーによる連呼活動(マイクを使った候補者名の呼びかけ)は午前8時〜午後8時の時間帯に限られています。なお、法律上の選挙運動の終了は投票日前日の24時(夜12時)です。
車両の返却日時は契約内容に応じて決めることになります。
重要:投票日当日は看板を必ず目隠しまたは取り外す
返却が投票日の翌日以降になる場合、特に注意が必要です。
公職選挙法上、投票日当日は一切の選挙運動が禁止されています。これに伴い、候補者の名前や写真が書かれた選挙カーの看板を、投票日当日に有権者の目に触れる状態で置いておくことはできません。
看板をつけたままの選挙カーを、投票日当日に駐車場に放置したり公道を走らせたりすると、それだけで公職選挙法違反となる可能性があります。
対応方法:投票日前日の夜(運動終了後)か、遅くとも投票日当日の朝一番に、看板を完全に取り外すか、ブルーシート・布などで文字・写真が一切見えないように「目隠し」をしてください。
これは選挙を初めて経験する陣営スタッフが見落としがちな重要なポイントです。前もって担当者を決め、必ず実行するようにしてください。
返却前に看板の取り外しや車両の清掃(原状回復)が必要な場合があります。これらの作業時間も考慮して返却日を設定しておくことをおすすめします。
長期レンタルと短期レンタルの違い
選挙カーのレンタルは、選挙期間(告示日〜投票日前日)に合わせた「短期レンタル」が基本ですが、準備期間を含めた「やや長めのレンタル」を希望する方も多くいます。
レンタル期間が長くなるほど費用が増える場合がありますが、準備に余裕ができるメリットもあります。業者によっては割引料金を設定している場合もありますので、相談してみるとよいでしょう。
よくある質問
Q. 告示日の前日に車両を受け取っても間に合いますか? 物理的には可能ですが、看板の取り付けや音響テストの時間が取れず、慌ただしくなることがあります。できれば2〜3日前の受け取りをおすすめします。
Q. 選挙の告示日が確定していない段階で予約できますか? 多くの業者では「〇月ごろの選挙予定」として事前相談・仮予約に応じているケースがあります。まずはお問い合わせください。
Q. 選挙が中止・延期になった場合のキャンセルは? 業者ごとにキャンセルポリシーが異なりますので、予約時に確認しておくことをおすすめします。
※本記事はレンタル開始タイミングの一般的な目安を解説したものです。選挙の種類や候補者の状況、業者の対応によって異なります。詳細は選挙管理委員会および各レンタル業者にご確認ください。
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