「選挙に出ることは決まったが、選挙カーをどうやって手配すればいいかわからない」
初めて選挙に挑戦する方の多くが、こうした悩みを抱えています。選挙活動には多くの準備が必要で、選挙カーの手配はそのなかでも特に早めに動く必要がある項目のひとつです。
この記事では、選挙カーの手配方法と準備の流れを、初めての方にもわかりやすく解説します。
⚠️ この記事について
公職選挙法の規定・公費負担制度の内容は選挙の種類・自治体・年度によって異なります。記事内の情報はあくまで一般的な参考情報です。正確な内容は必ず各選挙管理委員会にご確認ください。
まず知っておきたい「選挙カー」の基本
選挙カーとは何か?
選挙カー(街宣車とも呼ばれます)とは、選挙運動期間中に候補者が街頭演説・遊説を行うために使用する車両です。公職選挙法に基づく公費負担制度では、選挙運動用自動車は原則として1候補者につき1台が公費負担の対象となります。
⚠️ 「1台しか使えない」わけではありませんが、2台目以降は私費負担となります。詳細は選挙管理委員会にご確認ください。
選挙カーに必要な装備
選挙カーには、通常の車両に加えて以下の装備が必要です。
- 看板:候補者名・党名・写真・スローガンを印刷したもの。ルーフ(屋根)や車体側面に取り付けます
- 音響設備:スピーカー・アンプ・マイク。街頭での演説で候補者の声を届けるために使用します
- ルーフキャリア:看板を屋根に固定するための金具・フレーム
これらはレンタル業者がセットで提供してくれる場合と、別途手配が必要な場合があります。えらぶカーでは車両レンタルに加えて看板の組み立てと音響設備のセットアップも対応しています。
選挙カーを使える期間
選挙カーを選挙運動に使用できるのは、公示日(告示日)から投票日の前日までです。投票日当日は使用できません。また、マイク(拡声機)を使って音を出せる時間は、公職選挙法第140条の2により午前8時から午後8時までと厳格に定められています。この時間外に音を出すことはできません(移動すること自体は可能です)。
選挙カー手配の流れ
STEP 1:選挙の種類と日程を確認する
まず、出馬する選挙の種類(国政選挙・都道府県議会議員選挙・市区議会議員選挙など)と、選挙期間を確認しましょう。選挙カーのレンタル期間・装備・公費負担の内容が選挙の種類によって異なります。
STEP 2:レンタル業者に問い合わせる
選挙カーのレンタル業者に連絡を取り、以下の情報を伝えます。
- 出馬する選挙の種類(例:○○市議会議員選挙)
- 車両のレンタル希望期間(例:公示日前日〜投票日翌日など、搬入・返却含む日程)
- 希望する車種・台数
- 看板・音響の有無
業者によっては選挙の繁忙期に予約が集中することがあります。できるだけ早めに連絡することをおすすめします。公示の1〜2ヶ月前には動き始めると安心です。
STEP 3:看板のデザイン制作を進める
選挙カーの看板には候補者名・写真・スローガン・政党名などを入れます。看板のデザイン制作には時間がかかるため、業者への問い合わせと並行して進めておくとスムーズです。
看板の表示内容には公職選挙法上の細かな規定(サイズ・記載事項・写真の扱いなど)があります。業者に相談しながら法令に準拠したデザインを作りましょう。
STEP 4:契約・準備書類を整える
業者との契約を締結します。必要書類は業者・選挙種別によって異なりますが、一般的に以下が求められることがあります。
- 免許証(運転者のもの)
- 本人確認書類
- 選挙の立候補届出受理書のコピー(公費請求に使用)
ℹ️ 必要書類の内訳は業者によって違います。事前に確認しておきましょう。
また、選挙後に公費請求をするために、レンタル契約書・領収書は必ず保管しておきましょう。
STEP 5:車両の引き渡し・装備の確認
公示日の前日までに車両の引き渡しを完了させます。公示日当日の朝8時から選挙運動が始まるため、当日朝には音響の最終確認ができる状態でなければなりません。この際、以下の点を確認しましょう。
- 車両の傷・へこみなどの現状確認
- 看板の取り付け状態
- 音響設備の動作確認(マイク・スピーカーが正常に動くか)
- 燃料の残量
- 選挙管理委員会から交付される**乗車用腕章・表示板(証紙)**の受け取り確認(公示日当日、立候補届出受理後に選管から渡されます)
STEP 6:選挙活動開始
公示日から選挙活動を開始します。選挙カーを使った街頭演説・遊説では、公職選挙法のルールを守りながら活動を進めましょう。
STEP 7:返却・公費請求
投票日当日または翌日に車両を返却します(契約内容・業者により異なります)。
その後、選挙管理委員会が指定する期日までに、公費支払いに関する書類(支払請求書・確定書など)を選管に提出します。公費は選管からレンタル業者へ直接支払われる仕組みのため、候補者がお金を受け取るわけではありません。
⚠️ 提出期限は自治体によって異なり、投票日から数日〜10日以内など2週間より短いケースも多いです。選管に期限を必ず確認し、速やかに手続きを進めてください。
選挙カーの手配でよくある失敗
失敗① 手配が遅すぎた
選挙カーのレンタル需要は選挙期間に集中します。統一地方選挙や大型選挙の前後は特に需要が高まり、希望の車種・台数が確保できないことがあります。少なくとも公示の1ヶ月前には業者へのコンタクトを取るようにしましょう。
失敗② 看板デザインの確認が遅れた
看板はデザイン→確認→印刷→取り付けと複数のステップが必要です。公示直前にデザインを発注すると間に合わないことがあります。看板デザインの制作は選挙の2〜3週間前には着手しておくことをおすすめします。
失敗③ 公費請求の書類を紛失した
選挙後に公費請求をするためには、レンタル契約書・領収書が必要です。選挙活動中は書類管理が疎かになりがちですが、必ず保管しておきましょう。
失敗④ 音響設備の動作確認を怠った
選挙活動当日にマイクが壊れていた、スピーカーの音が割れるなどのトラブルは珍しくありません。受け渡し時に必ず動作確認を行いましょう。
選挙カー・街宣車のご相談はこちら
選挙カーの手配スケジュール(理想的なケース)
ℹ️ 以下は余裕を持って準備できる理想的なスケジュールです。実務ではもっとタイトなケースも多くありますが、早めに動くほどリスクを減らせます。
| タイミング(目安) | やること |
|---|---|
| 出馬決定後すぐ | レンタル業者に問い合わせ・仮予約 |
| 公示の2〜3ヶ月前 | 看板デザインの検討開始(理想) |
| 公示の1ヶ月前 | 看板デザイン発注・契約書締結 |
| 公示の1週間前 | 看板印刷・音響設備の準備確認 |
| 公示日の前日まで | 車両引き渡し・装備確認・音響テスト |
| 選挙期間中 | 街頭演説・遊説で活用(音響は8時〜20時) |
| 投票日当日〜翌日 | 車両返却(契約により異なる) |
| 選挙後速やか(選管指定期日まで) | 公費書類を選管へ提出(期限は自治体次第。早めに確認) |
えらぶカーなら初めての方も安心
えらぶカーでは、初めて選挙に出る方でも安心して選挙カーをご利用いただけるよう、以下のサポートを行っています。
- 選挙カーの車両レンタル(軽ワンボックス・ハイエース)
- 看板の組み立て・設置
- 音響設備(スピーカー・アンプ・マイク)のセットアップ
- 公費請求に必要な書類のご案内
料金については料金ページをご覧ください。全国対応・保険込みです。
まとめ
初めての選挙での選挙カー手配は、早めの行動と計画的な準備が大切です。
- 公示の1〜2ヶ月前にはレンタル業者へ連絡を
- 看板デザインは早めに制作を開始する
- 公費請求のために書類を必ず保管する
- 受け渡し時に装備の動作確認を忘れずに
選挙カーの手配に不安を感じたら、ぜひえらぶカーへご相談ください。
選挙カーのことならえらぶカーへ
選挙カー(政治活動用含む)のレンタル・看板制作・音響設備まで、えらぶカーにお任せください。全国対応・保険込み・公費請求サポートも行っています。
担当:山西 重亘
TEL:080-5457-1641
受付時間:平日 10:00〜18:00
