選挙活動の当日、「あれを忘れた!」という事態は避けたいものです。特に告示日初日は準備が重なり、忘れ物が起きやすいタイミングでもあります。本記事では、選挙カーに載せておくべき必需品と、忘れがちなアイテムをチェックリスト形式でご紹介します。印刷して事務所に貼っておける内容になっていますので、ぜひご活用ください。
【最重要】選管からの交付物は必ず携行・掲示する
選挙カーの装備の中でも、以下の2点は法律上の位置づけが特に重要です。忘れると選挙運動そのものが違法状態になりかねないため、他の持ち物より優先して確認してください。
- 自動車表示板(ステッカー等): 選挙管理委員会が交付する、選挙運動用自動車であることを示す表示物です。公職選挙法第141条第3項に基づき、様式は選管が定めており、使用中は車の前面など見やすい場所に常時掲示しておく必要があります。紛失・破損した場合は速やかに選挙管理委員会へ再交付を申請してください。
- 乗車用腕章: 運動員が車に同乗する際に着用する腕章です。候補者・運転手を除き最大4名分が交付されます。同乗できる人数・条件の詳細は「同乗者のルール」の記事をご確認ください。
これらは選管から候補者届出時などに交付されるものです。受け取り方法や再交付の手続きは自治体により異なるため、不明点は必ず選挙管理委員会にご確認ください。
選挙カーに必須の装備・物品
音響関連
- ☐ マイク(本番用)
- ☐ マイクの予備(1本以上)
- ☐ マイクスタンドまたはホルダー
- ☐ アンプ・スピーカーの接続ケーブル
- ☐ 延長コード(必要な場合)
- ☐ 予備ケーブル・コネクタ
- ☐ 音響機器の操作手順をまとめた簡単なメモ
車内備品
- ☐ 免許証(ドライバー)
- ☐ 車検証(備え付けを確認)
- ☐ 自賠責保険の加入状況(証明書類の有無を確認)
- ☐ 業者の緊急連絡先メモ
- ☐ 走行エリア周辺のガソリンスタンドを地図アプリで確認
- ☐ 車内用ゴミ袋(大きめのものが便利)
選挙活動に必要な書類・資材
- 選挙関係書類: 選挙管理委員会から交付された必要書類(種類・管理方法は選挙管理委員会にご確認ください)
- 走行ルートマップ: 当日の走行ルート・演説ポイントの地図
- スタッフ連絡先リスト: 全スタッフの電話番号一覧
- 緊急時連絡先: 選管・レンタル業者・保険会社の連絡先
候補者・スタッフの持ち物
候補者
- ☐ 選挙活動用の衣装・上着(着替えも含め複数準備)
- ☐ 傘・カッパ(雨天対応)
- ☐ 飲料水(1人あたり500ml×複数本)
- ☐ お弁当・おやつ(長時間活動の場合)
- ☐ ティッシュ・ハンカチ
- ☐ 日焼け止め(夏場)
- ☐ 声の疲労対策グッズ(のど飴・トローチなど)
- ☐ 名刺
スタッフ共通
- ☐ 携帯電話・充電器
- ☐ モバイルバッテリー
- ☐ 車載スマホホルダー
- ☐ USBシガーソケット(複数台の充電用)
- ☐ 現金(給油・緊急購入用の少額)
- ☐ ウェットティッシュ・消毒液
- ☐ 救急セット(絆創膏・痛み止めなど)
- ☐ タオル
- ☐ 傘・カッパ(候補者だけでなくスタッフ分も)
- ☐ 筆記具・メモ帳
- ☐ チラシ・リーフレット(配布可能な場面用)
忘れがちなアイテム
電池・充電関連
- ☐ 音響機器・ハンドマイクの予備電池(ワイヤレスマイクの場合)
- ☐ スマートフォン充電ケーブル(車内充電用)
固定・補修用品
- ☐ 予備のマジックテープ・両面テープ(看板がはがれた時用)
- ☐ 結束バンド(看板の固定補修用)
- ☐ ガムテープ・養生テープ
天候対策
- ☐ サングラス(運転時の日差し対策用)
- ☐ 冬場は使い捨てカイロ・防寒具
- ☐ ビニール袋(濡れたものをまとめる用)
- ☐ 交通情報アプリ・天気予報の確認(出発前にチェック)
選挙カー・街宣車のご相談はこちら
走行前の確認チェックリスト
チェックリストは告示日前日だけでなく、毎朝の出発前にも確認する習慣をつけましょう。
- ☐ 車両の燃料残量を確認した
- ☐ タイヤの空気圧・外観を確認した
- ☐ 看板の固定状態(取れかかっていないか)を確認した
- ☐ 音響機器が正常に動作することを確認した
- ☐ 候補者・スタッフの乗車状況を確認した
- ☐ ドア・荷室が確実に閉まっていることを確認した
- ☐ 走行ルート・演説ポイントを全員で共有した
演説ポイントでの確認チェックリスト
- ☐ 停車場所が交通の妨げにならないか確認した
- ☐ マイクの音量・音質を確認した
- ☐ 演説後、ゴミを残していないか確認した
- ☐ 次の演説ポイントへの移動ルートを確認した
帰着時のチェックリスト
- ☐ 看板の状態を確認した(明日また使用するか確認)
- ☐ 音響機器の電源を切った
- ☐ 車内にゴミ・忘れ物がないか確認した
- ☐ 翌日の走行ルート・集合時刻を確認した
- ☐ 燃料残量を確認し、必要であれば給油を手配した
告示日前日に確認しておきたい項目
告示日の前日は特に慌ただしくなりがちです。以下は当日に持ち越さず、前日のうちに済ませておきたい項目の例です。
- ☐ 選挙管理委員会から交付予定の書類・手続きの確認
- ☐ 看板・ポスター類の最終チェック(破損・汚れがないか)
- ☐ 音響機器一式の動作確認(マイク・アンプ・予備電池含む)
- ☐ 車両の給油・タイヤ・ワイパー等の点検
- ☐ 走行ルート・演説ポイントのスタッフ間共有
- ☐ スタッフ全員の集合時刻・役割分担の最終確認
- ☐ 緊急連絡先リスト(選管・業者・保険会社)の共有
- ☐ 天気予報の確認と雨天時の代替プラン確認
よくある質問
Q. 自動車表示板の掲示を忘れて走行するとどうなりますか? 選管が定める表示物を掲示せずに選挙運動用自動車として使用することは、公職選挙法上の規定に反するおそれがあります。出発前に必ず掲示の有無を確認する習慣をつけ、不明な点は選挙管理委員会にご確認ください。
Q. 選挙管理委員会から交付された書類は、車内に携帯しておくべきですか? 書類の種類によって管理方法の定めが異なる場合があるため、携帯・保管の方法については選挙管理委員会にご確認ください。
Q. 屋根に大きな看板やスピーカーを載せる場合、警察の許可が必要ですか? 看板や機材が車検証記載の車体寸法(幅・長さ・高さ)からはみ出す場合、道路交通法上の「制限外積載許可」を出発地を管轄する警察署へ事前申請する必要があります。多くのレンタル選挙カーは、この許可が不要になるよう車体寸法内に収まる設計の看板・設備を採用しています。カスタム設備を希望する場合は、必要な許可の有無を業者・警察署にご確認ください。
Q. 音響機器が故障した場合、すぐに代替機は入手できますか? 事前に音響機器の調達先・修理対応できる業者を把握しておくことをおすすめします。
Q. 車内に大量の荷物を積む場合、積載制限はありますか? 道路交通法上の積載制限(車両の最大積載量)を超えないようにしてください。最大積載量は乗車人数や車種によって異なるため、車検証等で事前にご確認ください。
レンタカーで選挙カーを準備する場合に、追加で確認しておきたいこと
自社で車両を保有せず、選挙期間に合わせて軽バンやワゴン車をレンタルする陣営も増えています。レンタル車両ならではの確認ポイントを押さえておくと、当日のトラブルを防げます。
納車時に確認すること
- ☐ 既存の傷・へこみを納車時の写真で記録しておく(返却時のトラブル防止)
- ☐ ルーフやボンネットへの看板取り付けが可能な仕様か(架装済み車両か、後から取り付ける必要があるか)
- ☐ 車内の電源(シガーソケット・USB電源)の数と位置を確認し、必要な変換プラグを用意する
- ☐ ETCカードの有無、給油方法(満タン返し等)のルールを契約時に確認する
返却時に慌てないための準備
- ☐ 看板・音響機材などの後付け装備は、返却前にすべて取り外す
- ☐ 車内清掃(特に飲食物のゴミ、チラシの散乱)を済ませておく
- ☐ 給油ルールに従い、返却前にガソリンスタンドへ立ち寄る
レンタル契約の内容は業者によって異なるため、上記はあくまで一般的な確認ポイントです。契約時に受け取る規約や担当者からの説明を優先してください。
よくある忘れ物トラブルと、その場でできる対処法
どれだけ準備をしていても、選挙期間中は予定外のことが起こりがちです。実際によく聞かれるトラブルと、その場での対処の考え方をまとめました。
マイクの調子が悪くなった
音が途切れる・ノイズが入るといった不調は、多くの場合ケーブルの接触不良か電池切れです。予備のマイクとケーブルを常備していれば、その場で交換するだけで対応できます。原因が特定できない場合は、無理に使い続けず、有線・無線どちらか片方に絞って様子を見るのも一つの方法です。
看板や表示板が破損・脱落した
走行中の振動や強風で、看板の固定が緩むことがあります。結束バンド・養生テープ・予備のネジなど、簡単な補修用品を積んでおくと、多くの場合はその場で応急処置ができます。ただし、自動車表示板(選管交付のステッカー等)が破損・紛失した場合は、応急処置ではなく速やかに選挙管理委員会へ再交付を申請してください。
雨で資材が濡れてしまった
ビラや名刺が濡れると配布できなくなるため、防水性のあるケースや大きめのビニール袋に小分けして保管しておくと安心です。看板についても、耐候性のある素材(ターポリン等)を選んでおけば、多少の雨では大きな影響を受けにくくなります。
選挙カーのご相談はえらぶカーへ
えらぶカーは東京・大森を拠点に、選挙カー・街宣車のレンタルと販売を行っています。個人運営だからこそできる、フットワークの軽さときめ細かなサポートが強みです。選挙が近づくと車両が重なりますので、日程が見えた段階でご相談ください。「まだ出馬を決めていない」という段階のお問い合わせでも構いません。大田区・品川区・目黒区を中心に、全国への納車にも対応しています(配送料別途)。
この3つを教えていただければ、お見積りをお出しします
1. どの選挙か(市議選/町村議選/首長選 など) 2. 告示日と投票日(未定でも構いません) 3. 必要なもの(選挙カー1台/看板だけ/音響だけ など)
「まだ出馬を決めていない」という段階でも構いません。 公費負担でいくら戻るのか、自家用車に看板を付けるといくらか、といったご相談だけでも承っています。お見積りは無料です。
\ 料金表はこちら /
- 選挙期間: 公費+198,000円〜(時期により変動)
- 政治活動・月額: 70,000円 / 月〜
- 車種: ダイハツ ハイゼットカーゴ(2019年式)・日産 NV100クリッパー(2021年式)
- 担当: 山西 重亘
- TEL: 080-5457-1641
- 受付: 平日10:00〜18:00
お問い合わせフォームはこちら / お電話 080-5457-1641(平日10:00〜18:00)
※参考:公職選挙法(e-Gov法令検索)
