選挙はがきの出し方|市議選2,000枚・町村議選800枚を無料で。私製はがきの事前印刷から窓口差し出しまで

選挙はがき(選挙運動用通常葉書)は、候補者が無料で有権者に送れるはがきです。はがき代も郵送料も公費でまかなわれ、地方選挙でも市議会議員選挙なら2,000枚、町村議会議員選挙なら800枚まで送れます。ただし、「選挙用」の表示を受けられるのは立候補の届出のあとで、差出票を添えて郵便局の窓口から出すなど、手順が決まっています。告示日からの数日で差し出しまで終わらせるには、告示前に宛名と印刷の準備を済ませておくことが欠かせません。この記事では、選挙はがきのルールと手順、効く書き方をまとめます。

※えらぶカーは所属や党派に関わらず、同じ条件でお受けしています。この記事も特定の政党・陣営を念頭に置いたものではありません。交付や差し出しの手続きは、選挙管理委員会の説明会や手引きで確認してください。

目次

結論:はがきは無料。勝負は「告示前の宛名づくり」

項目 ルール
費用 日本郵便から交付されるはがきと郵送料は無料。印刷代(私製はがきの場合は用紙代も)は自己負担
使えるはがき 日本郵便が交付するはがきのほか、私製はがきも使える。どちらも郵便局で「選挙用」の表示を受ける
表示を受ける時期 立候補の届出のあと
出し方 差出票を添えて、決められた郵便局の窓口に差し出す(ポストへの投函はできない)
出せる期間 立候補の届出から投票日の前日まで(前日に出して間に合うとは限らない)
宛先 選挙区内の有権者に限られない(会社・部署全体への回覧を前提とした宛名などには制限がある)

「選挙用」の表示は届出のあとにしか受けられませんが、宛名のリストとデザイン、私製はがきなら印刷まで、告示前に準備できます。ここを先に終わらせておくかどうかで、選挙期間のどのタイミングで届くかが変わります。

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選挙ごとの枚数の上限

選挙 はがきの枚数の上限
都道府県議会議員 8,000枚
指定都市の議会議員 4,000枚
市区議会議員(指定都市以外) 2,000枚
町村議会議員 800枚
指定都市の市長 35,000枚
市区長(指定都市以外) 8,000枚
町村長 2,500枚

都道府県知事の選挙は、その都道府県の衆議院小選挙区の数に応じて枚数が決まります(35,000枚に、小選挙区が1増えるごとに2,500枚を加える)。市議選の2,000枚は、法定ビラの4,000枚と比べると少なく見えますが、宛名を書いて一人ひとりに届くので、受け取った人に読まれやすい媒体です。

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はがきの用意は2つの方法から選ぶ

方法 特徴
日本郵便から無料で交付されるはがき はがき代がかからない。交付は届出のあとなので、印刷は告示後になる
私製はがき(自分で用意して印刷したもの) 告示前に印刷まで済ませておける。用紙代と印刷代は自己負担

どちらの方法でも、郵便局で「選挙用」の表示を受けてから差し出します。告示後の数日で印刷まで終わらせる自信がない場合は、私製はがきを告示前に印刷しておく方法が確実です。私製はがきの大きさや紙の厚さなどの規格は、郵便局や選挙管理委員会の案内で確認してください。

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届出から差し出しまでの流れ

  1. 立候補の届出:届出が受理されると、選挙長から「候補者用通常葉書使用証明書」と「選挙運動用通常葉書差出票」などが交付されます
  2. 交付または表示を受ける:指定された郵便局で、無料のはがきの交付を受けるか、持ち込んだ私製はがきに「選挙用」の表示を受けます
  3. 印刷・宛名:交付を受けたはがきの場合は、ここで文面と宛名を印刷します
  4. 差出票を添えて窓口に差し出す:決められた郵便局の窓口に差し出します。差出票1枚で扱える枚数は、都道府県議・市区議・市区長の選挙で200枚、町村議・町村長の選挙で100枚です

交付・表示を受ける郵便局と、差し出しを受け付ける郵便局は、同じとは限りません。使う郵便局と受付の時間は、自治体ごとの案内で事前に確認しておきます。告示日は届出、くじ、選挙カーの出発、ポスター貼りが重なるので(告示日の朝にやること)、はがきの担当者を別に決めておくと安心です。印刷を間違えたり書き損じたりしたはがきは、選挙期間中に所定の手続きをすれば、別のはがきに選挙用の表示を受け直せます。

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宛名のリストをどう作るか

選挙はがきの効果は、誰に届けるかでほぼ決まります。いちばん効くのは、候補者や支援者と顔見知りの人に届くはがきです。

  • 後援会の名簿:平時から集めてきた後援会員・支援者の名簿が基本になります。名簿の管理の考え方は後援会名簿は個人情報保護法の「適用除外」ですにまとめています
  • 支援者からの紹介:支援者に、知人・友人の名前と住所を「紹介カード」などに書いて陣営に戻してもらう方法がよく使われます。紹介者の名前を文面に入れると、受け取った人が読む理由になります(名前を載せることは、紹介者本人の了解を得ておきます)
  • 名刺・年賀状のやりとり:本人がこれまでにやりとりした人も、大切な宛先です

リストは告示前に宛名ラベルや宛名印刷のデータにして、重複や住所の誤りを整理しておきます。告示後に手書きで2,000枚の宛名を書くのは、大きな負担です。

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届くはがきの書き方

  • 名前を大きく、ふりがなも:投票用紙に書いてもらう名前を、いちばん目立つ位置に
  • 写真とキャッチコピー:ポスターや選挙公報と同じ写真・言葉にそろえると、「あのポスターの人だ」とつながります(選挙公報の書き方)
  • 政策は3つまで:はがきは面積が小さいので、政策は短い見出しで3つ程度に
  • 紹介者の名前を入れる:支援者からの紹介で送る場合は、本人の了解を得たうえで「〇〇さんからのご紹介で」といった一言を入れると、読んでもらうきっかけになります
  • 手書きのひとこと:枚数は限られますが、身近な人へのはがきに手書きのひとことを添えると、印刷だけのはがきより気持ちが伝わります

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やってはいけないこと

  • ポストに投函する:選挙はがきは、差出票を添えて決められた郵便局の窓口から差し出します。ポストに入れることはできません
  • 「選挙用」の表示のないはがきを使う:私製はがきも使えますが、郵便局で選挙用の表示を受けたものでなければ、選挙はがきとして差し出せません
  • はがきを直接手渡す:支援者が候補者のために選挙はがきを作って差し出すことはできますが、選挙人に直接手渡して配ることはできません。必ず決められた郵便局から送ります
  • 上限を超えて送る:決められた枚数を超えて選挙運動のためのはがきを出すことはできません
  • 虚偽を書く:経歴や、他の候補者についての虚偽は、公職選挙法の虚偽事項公表罪にあたるおそれがあります

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いつ届くようにするか

市議選の選挙期間は7日間、町村議選は5日間です。はがきは差し出してから配達まで日数がかかるので、告示日か翌日には差し出せる状態にしておくのが理想です。投票日の前日まで差し出せますが、前日に出せば間に合うという意味ではありません。郵便局に配達の見込みを確認し、できるだけ早く差し出しましょう。期間の後半に届くと、すでに期日前投票を済ませた人には効果が薄くなります。

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よくある質問

Q. 告示前にはがきを印刷しておけますか?

私製はがきなら、告示前に印刷して準備できます。ただし、選挙用の表示を受けられるのは立候補の届出のあとで、告示前に選挙はがきとして差し出すことはできません。日本郵便から無料で交付されるはがきを使う場合は、交付を受けてから印刷します。その場合も、文面のデザインと宛名のデータを完成させ、印刷会社と段取りを決めておきます。

Q. 選挙区の外に住む人に送ってもいいですか?

送れます。宛先の制限はありません。ただし、投票できるのは選挙区の有権者なので、限られた枚数は選挙区内の人を中心に使うのが一般的です。選挙区の外の知人には、地元の家族や友人に声をかけてもらうお願いとして送る方法もあります。

Q. 余ったはがきはどうなりますか?

選挙が終わったあとは、選挙はがきとして差し出すことはできません。お礼のはがきとして使うこともできません。未使用の分は、候補者側で適切に処分します。ただし、立候補を辞退した場合や届出が却下された場合は、返還の手続きが必要です。選挙後のあいさつの決まりは選挙が終わったらやることにまとめています。

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まとめ

  • 交付されるはがきと郵送料は無料。私製はがきも使え、告示前に印刷しておける
  • 枚数の上限は、市議選2,000枚、町村議選800枚など
  • 「選挙用」の表示は届出のあと。差出票を添えて決められた郵便局の窓口から差し出す
  • 効果は宛先で決まる。後援会の名簿と支援者の紹介で、告示前に宛名データを作る
  • 告示日か翌日に差し出し、選挙期間の前半に届ける

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選挙カーのご相談はえらぶカーへ

えらぶカーは、東京・大森で選挙カー・街宣車のレンタルと販売を行っています。はがきで名前を知った人が、街で同じ名前の看板を付けた選挙カーを見かける。紙と車で同じ名前と言葉を届けることで、有権者の記憶に残りやすくなります。

この3つを教えていただければ、お見積りをお出しします

1. どの選挙か(市議選/町村議選/首長選 など)
2. 告示日と投票日(未定でも構いません)
3. 必要なもの(選挙カー1台/看板だけ/音響だけ など)

「まだ出馬を決めていない」という段階でも構いません。 公費負担でいくら戻るのか、といったご相談だけでも承っています。お見積りは無料です。

プラン 料金
2027年統一地方選挙(軽バン1台・1選挙) 370,000円〜(税別)
選挙期間プラン(統一選以外) 公費+198,000円〜(時期により変動)
政治活動・月額プラン 70,000円 / 月〜
看板セット(買い切り・税込) 327,800円
看板・音響フルセット(買い切り・税込) 438,000円

2027年春は統一地方選挙です。 全国で車両の手配が重なりますので、日程が見えた段階でのご連絡をおすすめします。統一地方選の事前予約は統一地方選 予約受付ページをご覧ください。

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お電話:080-5457-1641(平日10:00〜18:00/担当:山西)
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